『叫べ!生きる、黒い肌で』、閉幕。
アブラクサス第17回公演
『叫べ!生きる、黒い肌で』
昨日千穐楽を終え、
全行程終了、無事閉幕致しました。
ご来場下さった皆様、
応援して下さった皆様、
本当にありがとうございました。
今回の舞台は、
実在の天才シンガーである
ニーナ・シモンのエピソードを元に、
公民権運動が盛んだった時代のアメリカを舞台に
自由を求め叫び続けた女性と、
彼女を取り巻く人間たちの生き様を描いた物語。
Setsukoは、
まさにニーナ・シモンがモデルとなった、
物語の中心となる女性、シバーナを演じました。
これまでにも何度も書きましたが、
インプロヴィゼーションからスタートしました。
現代の、日本では特に想像もつかないような
人種差別の渦中にいる感覚を体感した上で、
本作に取り組んだSetsuko。
信心深く、
純粋に音楽を愛しピアノを弾く姿から、
人間の尊厳と自由を叫び、
仲間内でのカリスマへと変貌していく姿は、
シバーナとしての一瞬一瞬の心の揺れや、
シーンごとの目的が明確であり、
まさに舞台の上で“シバーナ”でしかなかったからこそ、
彼女の怒りや痛みがダイレクトに伝わり、
ラストの歌にはこれでもかというくらいの
感動を与えたのだと思います。
今回の舞台で
初めてSetsukoを知って頂けたお客様からも、
たくさんの嬉しいご感想を頂きました。
今回の役所は、
歌えるだけではなく、
クラシックはもちろん
多ジャンルに渡った音楽のキャリアと知識を
兼ね備えたSetsukoだからこそ
演じ得たものだったと思います。
本作品に、
そしてシバーナという役に出会えた奇跡。
アサノ倭雅さんを始めとする、
アブラクサスの皆さん、
そして今回この作品と共に時間を共有した
共演者の皆々様に、
この場をお借りして御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
さて、この後のSetsukoはというと、
続々スケジュールが埋まっており、
舞台も立て続けに決まっているのですが、
その前にイベント出演とワークショップ、
そして6月にはソロライブも!
出演が続いておりますので、
情報はお見逃しなく!
今後とも応援のほど、
どうぞ宜しくお願い致します(^^)
(スタッフより)
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