天才。


私はこの人を演じます。
恐ろしい天才。

Bachを愛し
クラッシックピアニストを目指したけれど、黒人だからという理由で
音楽大学が入学をさせなかった天才。
彼女は2歳で教会でいとも簡単に
聖歌を弾いたのに。

場末のバーでピアノを弾き、
ある時、歌えと言われ
スターダムにのし上がる。

公民権運動に参加し
政治的な活動で音楽界から干された人。

孤独と怒りと愛と情熱に燃えた人。

私は音楽をやる人は
クラッシックの学びがあってこそと
思っている。

絶対に出せない音があるのです。
楽器も。声も。

彼女の中の野獣と品格が
常に葛藤していたのだと思う。

まだ模索してる。



アブラクサス17th
『叫べ!生きる、黒い肌で』




Setsuko.

小島節子 OFFICIAL

歌い手の美しさを引き出す “Singing Voice Specialist”