【BLOG】私の伝えたいこと。

4年前のクリスマスイブが初日だった。
『ピアフ〜私は何も後悔しない〜』
この作品の興行を打つため
自らの何もかも投じた。

捨身で飛び込んだ。

ベテランの俳優陣に囲まれ
子役上がりで30年ぶりに芝居をするのは
恐さしかなかった。

そして恐さより、
形にしたい想いが
断然強烈に勝っていた。

恐さは消えなかった。

出来ないことだらけ。

キャストの皆さんに迷惑かけて
自分の劣等感に死にたくなりながらも
絶対に諦めない!!!

『絶対に諦めない』

と思った。

ピアフは常に
上を目指す人だった。

ピアフを演じながら
彼女はどこか大きく壊れていたが、
人や音楽を輝かすことは天才的だった。

私は彼女に逢いたくて
parisの彼女のお墓に行って
お墓の前でラビアンローズを歌ってきた。
涙が止まらなかった。

私に芝居の才があるかは
別として

私は表現したかった。

人生を諦めない人を
表現したかったんだ。

一生感謝しても足りないくらいの
最高の演出家、
キャスト、スタッフの方々の元、
私の『諦めない』旅は

完了した。

この完了後にも事件があった。
今だから言えるが、
言った、言わないの問題で
この作品を以後上演できなくなった。

私は3ヶ月の鬱状態。
興行主の私は
貯金も生命保険も解約し
興行のマイナスを埋めた。

この痛みはまだ消えてはいない。

昨日長年お世話になっている
贄川治樹先生のセッションで

私が本当に人に伝えたいことは
なんなのか。と問われた。

『私は死ぬ気でやる人が好きだし
自分もそうやって生きてる。
死ぬ気でやっても死なない事を
伝えたいし、諦めなければ
絶対、違う景色が見えるんだから。』

と答えた。目が覚めた。

東京芸術劇場の舞台からの景色は

あの時の景色は
私が今まで観たことのない景色だった。

社会の情勢がどうあろうと
自分の状況がどうあろうとも
必ずピアフをまた演じる。

作品を創って
歌って、演って。

自分の才なんかどうでもいい。
どうでもジャッジすればいい。

努力して、努力して
どこまでいけるかわからなくても
努力して、
実際めちゃくちゃ努力してますし。

私は諦めない。

私は世の中に
『絶対に諦めない強さ』

を伝えていく。

メリークリスマスイブ。

私に、
『よく頑張ってるから
もう頑張らないくていいよ』

って言う人もいる。

頑張るってのと
諦めない。

の差異。
よくよ〜く身体に落ちてきたわ。

だからこそ
なんでもとことんやりましょう!

みんなで上を目指そう。
観たことない景色をみよう!
私は貴方をも違うフェーズに
連れて行きます。

自分の中の小さな諦めて
いる部分がもしあるなら
諦めないで!

私のレッスンも私の歌も。
私のあらゆる表現に触れて欲しい。

届け!私の叫び!

私は何も後悔させない!
私も何も後悔しない!
Setsuko.

小島節子 OFFICIAL

歌い手の美しさを引き出す “Singing Voice Specialist”